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NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」の「淀、散る」に見る歴史の教訓

いつも録画して見ているNHKの「江〜姫たちの戦国」の、本日録画していた分を見ました。
戦国時代に終止符を打つ、大坂夏の陣で、淀と秀頼が死を迎える場面です。
ある意味で、このドラマのクライマックスともいえる場面だと思います。

最後は、徳川に対する「意地」を貫いて、死を選んだ淀殿と秀頼。
しかし、負けるとわかっていて、意地で負け戦を戦い、そして、負けて死ぬ羽目になったことを、私たち後世の人間はどう見るのか。
――人によって、評価はまちまちだと思います。
私は、負けても貫く意地、というものは、結局、すべてを失うにすぎないように思えてなりません。
今の日本が置かれている状況は、その時代とはまったく違いますが、しかし、それぞれの利害を代表して、意地で突っ張りとおしている姿は、似通っている部分があるようにも思います。

かつて本欄で、今の時代を生きている人間には、未来から今を振り返ることができない以上、正確な状況判断はできず、自分が正しい、と思っていても実はそれは大きな過ちであることが往々にしてある、ということを述べたことがありました。
まさに、豊臣が滅亡したということは、歴史の教訓として今の時代を生きるさまざまな立場の人間にも、あてはまることがあるのかもしれない、と思います。
自分自身、ただ単に自分の立場だけにとらわれず、大局観に立って、現在から未来への政策判断はどうあるべきかを見つめながら、強い芯を持って前に進んでまいりたい、と思います。
そういう思いをかきたててくれた、今夜のドラマでした。

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