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行政と議会の役割

日本の国の政治システムというのは、誰もが知っているとおり、三権分立であり、なかんずく行政と立法のチェックアンドバランスが基本となっております。
しかし、実際には行政優位の構造になっており、議会は強大な行政に対して、かろうじてチェック機能を果たしているのが実態であると思います。
それは、国会でも地方議会でも、多少の違いはあっても、基本的な構造は同じだと思います。

かつては、国会でも地方議会でも、議会での質問原稿を行政の担当者が作成し、それに対する答弁もあらかじめ用意され、ある意味で学芸会というか茶番のような場面もあったと聞きます。
それは今でも、大なり小なり残っているように思います(もちろん、私や公明党議員は、自らの調査にもとづいて質問原稿を作成し、行政に対して質問を投げかけております)。

そうした実態は、広く知られているはずだと思うのですが、一般の市民の方のなかには、議会と行政の関係について、あまり知られていない方も多いように思います。
たとえば、少数ではありますが、議員が口をきけば何でも通る、と思っている方もまだいらっしゃるようです。
また、議員はたいした働きもしないで高い報酬をもらっているにすぎないのだから、議員はすべてなくしてもよい、という方もいらっしゃいます。
そのどちらも極端な考えであり、議員や議会の機能を正しく認識されていないわけですが、そこまで極端な考えではなくても、議員や議会はどこまで力が及び、どこまで力が及ばないかを知っている人は非常に少ないように思います。
私自身、議員になるまでは、そういうことをほとんど認識していなかったので、これは市民には責任がありません。責任をあえて問うとするならば、マスコミの責任であると思います。

マスコミの政治報道というのは、政局を面白おかしく取り上げるだけで、この国の政治システムをきちんと報道する記事や番組はほとんど見当たりません。
これが、政治への誤解と不信を招く土台にもなっているのではないか、と私は思っています。
私は、地方議員のはしくれとして、こうした政治システムを正しく伝えていきたい、と思っております。
これからも、私の議員としての活動報告を通して、議員や議会はどういう機能をもち、強大な権限をもって日常のシステムを動かしている行政というものの実態についてもわかりやすく伝えていきたいと思います。

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