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行政と政治の違いとは?

市民相談に対して、議員ができることは、既存の行政のシステムのなかで、その相談を解決するためのできうる手段を選択することです。
もちろん、市民相談の内容は千差万別であり、さいたま市のレベルでは対応できない県政や国政レベルのものもあります。
市民の方は、どの問題が市政レベルものであり、どの問題は県政・国政レベルのものかはわからない人がほとんどですから、そうしたときには「市会議員では対応できません」とは言わず、県会議員や国会議員と相談して対応します。
なかには、政治的問題とはまったく関係のない、法律的問題もあります。そういう問題のときは、公明党の「無料法律相談」を紹介して、弁護士に相談してもらいます。
さらに、政治的問題や法律的問題とも関係のない、人生相談的なケースもあります。そういうときは、一生懸命、お話をうかがって、問題を整理するのをお手伝いします。ただし、人生相談のたぐいでは、具体的なアドバイスをすることは避けるようにしているので、解答は自分で見つけられるように、あくまで聞き役に徹して問題整理だけをするようにしています。

市民相談で一番大変なケースとは、今直面している問題が既存の行政のシステムでは対応できないときです。
なかには、無茶な要望をおっしゃることもあります。その場合には、やんわりと「行政では、ここまではできますが、ここから先は行政ではなく、自分でやるしかないんです」と言う場合もあります。
ただ、行政のシステムのとおりに実行する公務員の言うことと同じことを言うだけなら、役所だけで十分であって、議員はいなくてもよいことになります。
議員が本当に果たすべき真の役割とは、市民相談のケースのなか、一番最後の「既存の行政システムでは対応できない」ときに、その行政システムを変えたり、新しい行政システムを作るのを提案するという、まさに「新たな政策の創造」にあると思います。
その政策を生む土台が、やはり市民相談なのです。
「どぶ板議員」と「政策議員」とは、本来、相反するものではなく、表と裏の関係で一体不二だと思います。

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