ブログ

生活保護受給者への返還請求が多発するようになった背景

昨日は、さまざまな市民相談への対応のため、役所の担当窓口に問い合わせたり、県会議員に埼玉県での対応について教えてもらったり、あるいは、民間の金融機関に行って個人ローンについて尋ねたり、そのほか、さまざまなところへ動き回っておりました。
そのなかで、生活保護について、少し疑問に感じることがありました。
というのは、最近、正当に受給している被保護者に対して、いきなり「返還請求」を役所が突き付けてくるケースがあるからです。

そのため、私のような市議会議員のところにも、数十万円もの高額な返還請求書が届いて途方にくれながら相談をもちかけてこられる市民の方がおられます。
個々のケースについて具体的な内容は省きますが、生活保護法で禁止されている不正利得があったわけではないのに、返還請求がくるのは私自身、理解に苦しみます。
役所の担当に聞いてみると「生活保護の制度上、そうなっていますから」としか答えない。
その制度上の理由を詳しく聞いてみると、確かに、役所の言う通りに生活保護制度を適用すれば、返還請求せざるをえないこともあります。
しかし、そうなると、制度それ自体が問題ではないか、と思わざるを得ないのです。

ともかく、生活保護の受給者に対する返還請求が多発している背景には、生活保護の不正受給がマスコミによってたびたび報道され、社会的に大きな問題となっているために、一般市民から生活保護に対する不正な支給をしているのではないか、という厳しい批判の目が向けられていることがあるのではないか、と思います。
確かに生活保護の不正受給は許されるべきではありません。
しかし、正当に受給している方に対して、これまで問題とされずに受給してこられたのに、最近になっていきなり返還請求を出すようになった役所の対応は、市民からの批判をかわすための過剰反応の要素が多分に感じられます。
私としても、この問題について1つ1つ個々の事例に即しながら、問題を明らかにし、役所のやりすぎであるならば是正をさせていきたいと思います。
と同時に、生活保護の制度上の問題(欠陥)であるならば、国政の場で改善がされるよう、公明党の国会議員に要望をしていきたいと思います。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP