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玉石混交のゴルフ理論をだれか体系化してほしい

スポーツの好きな私は、一度興味をもつといろいろな本や雑誌を買って、とことん読む、という習性があります。
最近、その対象になったのがゴルフです。
しかし、いろいろと読んでいるうちに、非常に矛盾することがあることに気づきました。
それは、同じことに対して、異なる方法を説くものがあって、どちらがいいのか迷うことがしばしばあるからです。

たとえば、グリップについて、スクエアを推奨するものがあるかと思えば、最近のドライバーはフェイスが大きいためスライスが出やすいのでストロング(フック)を推奨するものがあります。
体重移動についても、体重移動をするのが当たり前かのように説くものもあれば、体重移動しないほうがよい、と説くものもあります。
ドライバーやロングアイアン、ミドルアイアン、ウエッジなどクラブが変わっても、同じスイングでしなさい、と説くものもあれば、クラブが異なればスイングもやや異なるしグリップも変えるべき、と説くものもあります。
ゴルフのスイングは下半身の腰の回転と上半身のひねりでスイングするので、腕や手首にはまったく力を入れずにクラブが落ちるか落ちないかぐらいでよい、と説くものもあれば、必要以上に力を入れてはならないのは同じですが右手や左手それぞれに役割があるので、ある程度の力(ぎゅっと握る力を10とすれば、3ぐらいの力)で握るとよい、と説くものもあります。

さらには、アドレスのときの膝の角度や腕をまっすぐに伸ばすとか、テイクバックからトップの位置ではクラブのフェイスが斜め上45度を向いているのが正しい、などとことこまかに書いているものもあれば、ゴルフのスイングについてそのようなことはあまり重視せず、ただ上半身はリラックスさせて上半身のひねりと腰の回転さえできていればよい、と説くものもあります。
まだ、アドレスについても、ボールの置く位置についても、どうすればよいのかについてはゴルフ理論によって異なります。

そのほかにも、いろいろな本や雑誌の記事を読めば読むほど、異なる理論が紹介されていて、まじめに読んでいると本当に迷ってしまいます。
できれば、誰かがこうした玉石混交状態にあるゴルフ理論を、「五時八教」のように整理して体系化してくれないものか、と願わざるを得ません。
そうして、最高峰となる理論のうえから見て、そのほかの理論を「相待妙」として破折したり、「絶待妙」として一部を取り入れたりする、ということができたら便利になるに違いありません。

まあそれはともかく、これらさまざまなゴルフ理論をどう受け止めればよいのか、ということについてすんなりと納得できる記事を目にしました。
それは、どういうことかというと、「ゴルフ理論というのは、その人がいいと思っているのが最適なゴルフ理論だ」というものです。
具体的には、こういうことでした。


人はそれぞれ体型が異なり、体の柔らかい人や筋肉質な人や非力な人やさまざまな体型があります。
リラックスしたときのアドレスの構えというのも、両足の幅が広いほうが自然体である人もいれば、狭いほうが自然体の人もいます。
テイクバックの速さも、すっと速くひくほうが自分のリズムに合っている人もいれば(たとえば、タイガー・ウッズや石川遼)、ゆっくりとひくほうが自分のリズムに合っている人(宮里藍など)もいます。
体の固い人が「上半身は90度ひねったほうがよい」といわれて無理に180度もひねろうとすると、それ自体、体に無理が生じて、スイングがおかしくなります。

このように、ゴルフの理論は、それを推奨し実践している人にとっては正しい理論なのですが、それがそのまま自分にとっても正しい、とは限らないということです。
では、どうすれば自分に合っていると判断するのか。
それには、1つの理論を自分が選び取って、徹底的にやってみること。
そうすれば、それでうまくいくかどうか、自分で判断できます。
ただし私のような初心者の場合、何がどうなのかということ自体、最初はまったくわかりません。
その初心者が陥りがちな失敗は、なんでもいいから適当にクラブを振ればいい、というようなやり方で始めてしまうことです。

これでは、うまくなれるはずがありません。
何もわからない初心者のときこそ、できるだけ間違ったやり方を受け入れないように、きちんとした人に教えてもらうことが必要になります。
そこをきちんとやらなければ、上達の速度は非常に遅くなります。
へたしたら、ずっと上達せずに終わりかねません。

ある程度、レッスンプロあるいはそれに準じる上級者に手ほどきを受けて、少しゴルフのことがわかるようになってから、今度は自分に合ったゴルフ理論を選ぶようにすればよいと思います。
そして、これと思った理論を実践し始めたら、3年ぐらいはほかの理論に浮気せずに徹底することが望ましいようです。

ただし、私の直感でいえば、膝の角度を何度に曲げるとか、トップのときのフェイスがどこを向いているとか、こまかいことをいちいちうるさくいうような理論はまともに相手にしないほうがよい、と思います。
そのようなことは、その人にとっては正しいかもしれませんが、万人にとって正しいとはいえません。
実際に、トッププロであっても、そうした理論からはずれたスイングをしている人はごまんといるわけですから。

ただし、どのゴルフ理論であっても共通する基本的なことがあります。
それは、ゴルフは腕を振り回してボールを打つのではなく、クラブを握る手や腕の力は弱く、腕は上半身の回転と一体化することと、腰の回転で上半身ごと大きく回転させること。
これによって、シャフトがしなり、少ない力で遠くへボールがまっすぐに飛ぶ、ということです。
あとは、自分の体やリズムに合いそうな理論を選んで、それを徹底的にやってみれば、上達の速度が速くなるような気がしております。

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