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映画「奇跡のりんご」の誕生秘話に胸を打たれました

本日は、帰宅が夜11時になりました。
そして、テレビのニュース番組を見ていたら、今週の土曜日から封切される映画「奇跡のりんご」の誕生秘話が紹介されていました。
阿部サダヲと管野美穂が夫婦役で出演する映画ですが、感動したのは、そのモデルとなった木村秋則さんのお話でした。

無農薬のりんごを作ろうと木村さんが決意した理由は、「妻が農薬に弱かったから」というもの。
しかし、実際に無農薬でりんごを栽培しようとしても、害虫や病気に弱くてまったくりんごが実りません。
周囲の人からは相手にされず、借金のために農地を手放すことも。
そして、とうとう自殺しようとして岩木山に入ったそうです。
ところが、そこで木村さんが見たのは、天然のりんごの木でした。
そのりんごの木の土の匂いをかぐと、強いにおいがしたそうです。
それを見て、「土が大事だ」ということに気が付きました。

それから木村さんを自殺をやめ、もう一度無農薬りんごに挑戦しようと決意。
山のなかで見つけたりんごの木と同じように、雑草を刈るのをやめ、できるだけ自然に近い状態でりんごの木を育てました。
すると、ついに無農薬でありながら、害虫にも病気にも負けない、おいしいりんごが実ったのです。

このストーリーに感動した私でしたが、最後の木村さんのコメントに胸を打たれました。
「私がえらいんじゃない。私を支えてくれた、私以外の家族がえらかったんだ」
と。
まさに、妻への愛、そして家族愛が生んだ「奇跡のりんご」だったのです。

かつて私は、雑誌の編集の仕事をしていたときに、宮崎県の「緑健農法」によって栽培されたトマトを取材したことがありました。
このトマトというのは、もともと南米のアンデスの高地で栽培されたいたそうですが、そのアンデスの土地は雨も少なくやせた土地でした。
ところが、そのアンデスの大地に実るトマトは、肥料や農薬をふんだんに使って栽培されたトマトよりも非常に中身がぎゅっと濃縮されたように濃厚で甘い味わいがするそうです。

そのアンデスの厳しい自然の条件と同じように栽培するのが宮崎県の「緑健農法」です。

その「緑健農法」では、「奇跡のりんご」と同じように、肥料や水は最低限しか与えないのですが、その分、トマト自身がしっかり根を張り、病気にも簡単に負けない強さを身に付けて育ちます。
そして、何よりも、ほかのトマトよりもはるかに甘くておいしい。野菜ではなく、くだものみたいなのです。
栄養分も、通常のトマトよりも高い数値を示していました。
そのトマトは、普通のスーパーなどにはほとんど出荷されず、贈答用として1個500円や1000円もするのですが、中元や歳暮の時期には人気商品となっているそうです。

やはり人間も、、農作物と同じように、恵まれた環境よりも自然のなかの厳しい環境のなかでこそ、たくましく鍛えられ、中身のつまった強い人間に成長できるではないか、と感じました。

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