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新潟県の柏崎市と長岡市の視察を終えて

昨日から、さいたま市議会文教委員会の視察で、新潟県の柏崎市と長岡市を訪問してきました。
テーマは、「避難所としての学校の機能強化」です。
新潟県は、平成16年に中越地震が起こり、震源地である川口町(現、長岡市に合併)が震度7を記録したのをはじめ、長岡市も震度6弱の地震に見舞われ、大きな被害を受けました。
また、平成19年には、中越沖地震が起こり、柏崎市をはじめとするいくつかの市町村で震度6強を記録、やはり大きな被害を受けました。
そして、どちらの地震の際にも、ほとんどの学校が近隣住民の避難所となり、避難者への救援活動をおこないました。

そうした避難活動の経験を通して、避難活動で注意すべき点や、あるいはその後、避難所としての学校の機能をどのように強化してきたのかを、役所の説明を受けたり、現地の小中学校を実際に見てきたわけです。
そのうち、長岡市では、3年前に新しく校舎が建て替えられた東中学校では、避難所としての機能を非常に強化しており、大変強い刺激を受けました。

まず、下の写真は、その東中学校の校舎です。

長岡市立東中学校

そして、避難所となったときに住民を受け入れることになる体育館が下の写真です。

体育館1

体育館自体は、ごく普通の体育館に見えますが、しかし、よく見ると、細かいところにまで気を配っております。
まず、館内のいたるところに、写真のように、コンセントがありました。

体育館2(コンセント)

そして、体育館の隣には、男女別のトイレがありそれぞれ、洋式便器も取り付けられております。さらに、男女のトイレとは別に、写真のとおり身障者用のトイレまでありました。

身障者用トイレ

そして、シャワー室もあります。これは、通常は運動部が利用しているようですが、避難所となったときには、避難者がシャワーを浴びることができるようになるわけです。

シャワー

また、雨水貯留槽で250立法メートルもの水を貯めることができ、その水を浄水して使用できるようにし、その蛇口も作られていました(写真)。

雨水貯留タンク

また、体育館の隣には、柔道や剣道の道場があるのですが、この柔剣道場には、ガスによる暖房器具が、写真のとおり備え付けられており、避難者が寝泊まりしても寒さをしのぎやすくなっています。

柔剣道場

さらに、避難所となった場合には、妊婦や身障者がこの部屋で寝泊まりできるように、ということで和室も用意されています。

和室

この東中学校は、こうした避難所としての機能が充実されているので、多くの自治体からも視察にこられるそうですが、この避難所としての機能のほかに、ユニークな教育カリキュラムの面からも注目を集め、そのために視察にくる自治体も多いそうです。
今回は、あくまで避難所としての視察でしたが、もう1つのユニークな教育カリキュラムについても機会があれば視察してみたいと思いました。

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