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文教委員会で議案外質問

本日は、文教委員会で議案外質問をおこないました。
今回の質問項目は、2つ。
1つは、学校の防災教育について、2つめは新学習指導要領の全面移行にともなう学習指導のあり方について質問しました。

文教委員会質問

今回は、あまり突っ込んで再質問はおこないませんでした。
ただ、ほかの議員の質問で、「これはどうなのかな?」と考えさせられる質問がありました。
それは、他党の委員による質問の中で、放射線量を心配する保護者の方のために、学校給食を拒否して弁当持参を認めてほしい、ということに対する再三にわたる質問についての答弁でした。
教育委員会としては、「学校には柔軟に対応をするように指導しております」というのが、お決まりの答弁です。
しかし、実際に学校の側では、「一人だけ弁当を認めるわけにはいきません」という回答で、結局、給食をみんなと一緒に食べてもらうということになる、ということを繰り返しているわけです。

これは、大変に難しい問題です。
さいたま市では、市内で流通している食品にたいして、健康科学研究センターで毎週、食品の放射性物質検査を実施しており、さらに、県外の食品についてもそれぞれの都道府県で放射性物質検査を実施してクリアしたものが流通しているということが前提なので、基本的には、給食食材は安全である、という前提で物事を進めております。
その前提を破って、一人の児童・生徒に、「給食ではなく弁当持参を認めます」ということになると、それは一人だけにとどまらず、すべてのさいたま市民に弁当持参を認めることになります。

そうすると、給食を拒否して弁当を持参する子どもから給食費を徴収することが難しくなります。
そうなると、ほかの保護者も給食ではなく弁当を持参させる、という家庭がなだれを打ったように増えるかもしれません。
そうすると、給食制度自体が崩壊してしまいかねません。
そもそも、市内で流通する食材は、きちんと検査を実施しており、安全である、というさいたま市の方針自体が、崩壊してしまいます。

いずれにしても、教育委員会としては、前述のように「学校側には柔軟に対応するように指導いたします」としか答えようがないし、学校側としては、組織の統制をはかるためにも、例外を認めるわけにはいかず、弁当持参を認めない、ということになるわけです。
この問題は、本当に難しい問題だと思います。

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