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政治家とは、“因果な仕事”です

今、世間の大きな関心事項の1つは、原発事故による放射能汚染の問題です。
私も、身内が福島県に在住しており、放射能汚染による被害を直接、受けていることもあり、大変関心があるし、今の菅政権が、現実には何もしていないに等しいことに怒りがこみあげております。

ところで、地域の方にあいさつをして回っていると、ときどき言われるのが「早く、原発事故を解決してください」という言葉です。
「はい、もちろん、私もそのように願っております」
と返事すると、「ともかくあんた方、政治家は、放射能によって汚染されないよう、原発の放射能漏れを一刻も早く止めてください」と重ねていわれます。

そういわれると、内心では、「ん? 私に、原発の放射能漏れを止めろ、とおっしゃるのですか?」と聞き返したくなるのですが、その言葉はのど元にぐっと飲み込みます。
そのように言われる方々の気持ちは、よく理解できます。たいてい、そのようにおっしゃる方は、まず間違いなく口元にマスクをしており、暑い天候にもかかわらず、両手は長袖でおおわれています。
ですから、そういう方々は放射能に過敏であり、「できるものなら、引っ越しして、放射能を浴びることのない地域に行きたい」とおっしゃる方もいます。
そういう不安や怒りの気持ちをストレートに、議員である私にぶつけてくるのです。
私も「そうですね、そうですね」とだけ受け答えしております。

ところで、言っても仕方のないことなのですが、政治家は科学者ではありません。技術者でもありません。放射能漏れを防ぐ仕事もできません。
できることは、放射能漏れを防ぐために必要な人員配置と、技術的な措置をとるための予算を回すことです。
しかも、それは「国の仕事」であり、なかんずく「政府の仕事」です。私のようなさいたま市の市議会議員に「なんとかしろ」と言われても、できることではありません。

ともかく、議員というのは、世の中で何か問題が起こると、「なんとかしろ」という文句と怒りのターゲットになる存在であることを改めて痛感しました。
なんとも“因果な商売”ですね、政治家というのは……(^_^.)

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