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改革を選んだ大阪市民と大阪府民

今回の大阪市長選挙と大阪府知事選挙のダブル選挙は、橋下徹・新市長の思惑通りの結果になった。
大阪で生まれ育った私も、今回の選挙には大変注目していたが、最初から「橋下劇場」が成功するだろう、と予想したとおりだ。
もともと、大阪は芸人の町で、芸人が国会議員や府知事にたやすくなれる土壌がある。
だから、元タレント弁護士(いまでもタレントか?)の橋下・新市長が大阪府民や市民に受け入れられる素地があるといえる。

そのうえで今回の選挙では、大阪都構想を打ち出した橋下さんの政策に、これまでの政治を変えてくれそうだ、という期待を府民や市民はもった。
大阪の府民や市民は、改革を強く期待したのだ。
こうした有権者の意思は、大阪のみならず、大なり小なり全国の有権者の望む方向性を示唆している。
やはり、今の政治の行き詰まりや、さらに社会の閉塞状況を打ち破る政治家や政治が、今は求められているのだ。

その意味では、2年前の衆院選で民主党を圧勝させた有権者の意思は、今も根強く残っているといえそうだ。
あの衆院選では、民主党のマニフェストのなかの、子ども手当がどうとか、高速無料化がどうとか、農家の所得個別補償がどうとか、年金一元化がどうとか、いろいろと取りざたされたが、実は、民主党を選んだ有権者のうち、そういう「撒き餌」に釣られて民主党に投票した人は、実はそんなに多くない。
それよりも、行き詰った政治を変えてほしい、日本をなんとかよくしてほしい、という切実な願いが民主党に託された結果、民主党の圧勝を呼び込んだのだ。

ここを見誤れば、民主党のみならず、野党である自民党も公明党も、有権者の心をつかむことはできない。
民主党のマニフェスト崩壊を攻撃するだけでは、有権者はしらけるばかりなのだ。
それよりも、どうすれば、今の行き詰った日本の国を立て直せるのか、大胆な発想と雄大な構想力で政策を練り上げ、作り上げて、国民の皆様にきちんと説明していくこと。
これが、良識を持っている有権者が求めていることなのだと思う。
こうした政策を真摯につくり、国民に説明する政党や政治家が、有権者に信頼されることは間違いない。

大阪の選挙結果から日本の有権者の意思を読み取ると、このようにいえるのではないか、と思っている。

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