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大阪府議会の異変に注目!

先般の統一地方選挙で、大阪府の橋下知事が代表となって結成された「大阪維新の会」(以下、維新の会)が単独過半数を得た(得てしまった)大阪府議会では、その維新の会が「数の力」に頼って、まともな議論もなくやりたい放題だとか。

私も、つい最近、ニュースで大阪府議会が全国初の「国旗国歌条例」を制定したのを見て、驚いたのですが、これも、あの維新の会が提案し、制定させてしまったものでした。
この条例は、大阪府のすべての公共施設で国旗を常時掲揚することと、大阪府内の公立学校の教職員に国家斉唱時に起立を義務付けるもの。もちろん、公明党をはじめ、自民、民主、共産などの各党は反対しました。

橋下人気にあやかって、過半数を獲得した維新の会ですが、こうした条例制定のみならず、自分たちの意見に反対するものに対して「聞く耳をもたない」という維新の会の傍若無人な振る舞いに、府議会が大きく荒らされている模様です。
しかも、維新の会が作った「府議会の定数削減案」では、その8割近くを「1人区」にするという。そうすると、死に票が多くなるし、しかも1票の格差が今よりも大きく開き、それこそ民主主義に逆行します。

民主主義というのは、冷静な議論によって、お互いの言い分をきちんと表明し、そして、それらを勘案して、結論を煮詰めていく作業が必須です。
自分たちの意見だけが正しい、反対意見は聞かない、ということがまかりとおるのなら、これは「独裁」です。
いくら、大阪府民の圧倒的な支持を得て当選したからといって、こんな独裁まがいな振る舞いは許されるものではありません。

私は、この「大阪府議会の異変」を、対岸の火事としてのんきに眺めるつもりはありません。
民主主義社会における、大阪という地域の「民主主義の危機」に対して、民主主義の土台である「言論の自由」という武器を駆使して、大阪の危機を警告してまいりたいと思います。

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