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三郷市の小学校で除染実験

福島第一原発事故を受けて、埼玉県内で空間放射線量が最も高い毎時0.33マイクロシーベルトが記録されていた三郷市茂田井の市立幸房小学校の校庭で、9月26日、県による放射線量低減化(除染)の実証実験がおこなわれました。
この実験では、同校の校庭の表土を削り取り、削り取った厚さによって、空間放射線量がどれだけ減少するかを計測し、効率的な除染方法を探るものとなっています。

9月26日の実験では、校庭北側1ヵ所で、表土を1メートル四方にわたって厚さ0・5センチと厚さ1センチから1センチ刻みで5センチまでを削り取って、放射線量の減少度合いを計測しました。
また、雨水がたまりやすいため、放射線量が比較的高い数値を示すとされるすべり台の降り口で、表土をほぼ同様の方法で調べました。
さらに28日には、校舎脇の草地の校庭と、体育館裏の雨水ます周辺を対象に、実証実験がおこなわれました。

実証結果は、9月30日以降、県のホームページで公表されております。
その結果を見ると、校庭の表土を1センチ削り取ると、大幅に放射線量の低下がみられました。しかし1センチ以降、5センチまでの低下はわずかでした。
また、雨水ますのたまり水を除去してみても、それによる放射線量の低減はわずかでした。しかし、周辺土壌を5センチ掘削したあとは、大幅に放射線量の低減が見られました。

以上の実験結果は、今後の効果的な除染方法の参考になるものと見られます。

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