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あの大震災で校舎が崩れた栄小学校を視察

本日は、議会の文教委員会の委員全員で、大宮区の三橋中学校と西区の栄小学校を視察しました。
両校とも、3月11日の大地震のために、施設の一部が損壊してしまった学校です。

栄小学校にて

現在、さいたま市では、公立の全小学校・中学校の耐震化を急ピッチで進めており、来年度の平成24年度までに完了する予定です。
それ自体は、止めることなく進めていくべきなのですが、問題はどんなに建物がしっかりしていても、建物が立つ土地がしっかりしていないと、この栄小学校の校舎のように、沈んでしまって、建物自体も損壊または崩壊してしまう、ということです。

ただ現在、すでに建っている校舎の下の地盤を完璧に調査するのはほぼ不可能です。仮に、調査ができたとして、地盤に問題があることも発見できたとしても、今度は、その改善策を講じるためには、何億あるいは何十億あるいは何百億もかかる可能性があり、市内にある102の小学校、57の中学校すべてにそれをおこなうのは、不可能です。

しかも、今回の栄小学校の損壊は、東日本で発生した地震によるものであり、直下型ではありません。
もしも、さいたま市に直下型の地震が起こったら……と考えると、大変に悲惨な状況になることは間違いありません。
これから公共の施設を建てる場合には、直下型にも耐えうる地盤と建物の耐震構造をもたせる必要があると思いますが、すでにできてしまっている施設については、せいぜい建物を耐震化補強することしかできません。

おそらく、首都圏のさいたま市に近い地域で直下型大地震が起こったら、もはやお手上げです。
しかし、手を上げるしかないのかどうか、ほかに何か検討しなければならないような気もします。

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