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「学べるニュースSP!」の池上彰にもの申す!

本日は、朝、地域のクリーン作戦に参加し、みなさんと一緒に燃えるゴミと燃えないゴミの2つのゴミ袋をもって、ゴミを拾ってまいりました。
そのあと、一休みしてから地域であいさつ回り。
休日なので、ゆっくりくつろいでおられる方がいたり、お出かけで留守だった方などさまざまでしたが、ごあいさつをして回りました。

夕方からは、病気で亡くなった方のお通夜に参列。
雨がしとしと降る中で、人の命のはかなさや生きることの尊さなど、いろいろと思うこと多々ありました。
そのあと、党勢拡大のためにAチームの方と種々、お話をしました。

帰宅して、テレビをつけたら、たまたまジャーナリストの池上彰がニュース解説する「学べるニュース・スペシャル」の番組が映っていたので、見ました。
すると、解散総選挙の話題になり、そのなかで、「おやっ」と思ったことがありました。
それは、特例公債法案を野党が反対している理由として、解散総選挙と引き換えにするためだ、という話だったのです。
野党である公明党としては、そういうこともあるかもしれませんが、少なくとも、赤字国債を発行するための特例公債法案を通したいのなら、そもそも水ぶくれした予算自体を減らしなさい、というのが筋である、と主張しているわけです。
まあ、百歩譲ってそのことは置いておいたとして、そのあとが聞き捨てならないことを、池上彰さんがおっしゃいました。

それは、こうです。
「そもそも、特例公債法案の前に、消費税増税法案を野田内閣が成立させたい、と言ってきたときに、自民党と公明党が解散総選挙と引き換えに通してあげたわけです」と。
テレビのニュース解説の番組に、いちいちめくじらを立てるのはどうか、とも思いますが、これは聞き捨てなりません。
そもそも、消費税増税を含む「社会保障と税の一体改革」法案については、解散を引き換えに成立に協力した、というのはあまりにも「政局に偏った見方」ではないでしょうか。
少なくとも、公明党はあのとき、「解散と引き換えに賛成したんだ」という認識を持っていた議員はいないと思います。

私も、民主・自民の2大政党が消費税増税に歩み寄ったとき、公明党が「増税に反対しても、それが叶わなければ、増税に歯止めをかけなければならない」と思っていました。
そのとき、「野田内閣と、解散と引き換えに賛成したんだ」という認識はまったくありませんでした。
おそらくそう思った公明党議員は、私だけではなかったはずだと思います。
それを、池上彰さんは「自民党と公明党は、解散と引き換えに、消費税増税に賛成した」と言ってのけたのです。

テレビというのは、言いっぱなしで好き放題をしゃべりますが、しかし、それを聞いた視聴者には、その言葉が耳に残ります。
そして、それが間違っていても、もう取り返しがつきません。
三流のくだらない番組でしゃべったのなら、聞き流せますが、池上彰といえば、一応、ジャーナリストとして名が通った人です。
だからこそ、私は聞き捨てならないと思いました。
だからこそ、あえて物申します。
「池上彰よ、ジャーナリストと自称するならば、事実をきちんと検証し、確認してから、ちゃんとしゃべれ」と。

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