ブログ

「ストーカー相談」を「一般の相談」として処理した警察のミス

今回は、ストーカー事件によって女性が暴行傷害を受けた事件について、考えてみたいと思います。
いつもこうした事件ががなぜ相変わらず繰り返されるのでしょうか?
私が議員となってから受けた市民相談のなかには、警察へ一緒に同行したことも何度かあります。
そうした経験から、今回のストーカー事件について、「またもや、起こるべくして起こったか」という思いを強く感じています。

これまでにも、ストーカーの執拗ないやがらせを受けた女性が警察に相談しながら、警察がストーカー事件ではなく一般の相談として処理してしまったそうです。
これは明らかに警察のミス。過去にも似たような事件で、ニュースとして報道された事件が数多くありました。
今回も、事件の12日前に、被害者の女性はストーカーの男性から「死ねよ死ねよ」という文字がSNSに書き込まれており、それを警察に相談していたにもかかわらず、「ただちに被害が起きることはない」と警察は判断し、「一般の相談」として簡単に処理してしまった、ということでした。

警察は、毎日毎日、さまざまな市民からの相談を受けています。
おそらく、その多くは「たいした事件に至らないもの」だと思います。
だから、警察の側に立って推測すれば、「今回もたいした事件には至るものではないだろう」という決めつけをしてしまいがちだと思われます。
確かに、市民のなかには、本当にたいしたことではないのに、精神的な病気が手伝ってさも深刻な事件であるかのように訴える方もおられるようです。

実際に、精神的な病気をもっていて、被害妄想的に自分が殺される、などと訴える方が世の中にはいます。
私が受けた相談のなかには、それに近いケースもありました。
しかし、よく話をすれば、その方は本当に精神的な病気で単なる被害妄想なのか、あるいは本当に危険が起こる可能性があるのかは、わかるはずだと思うのです。
ところが、今回の事件も含めて、これまでストーカーによる重大な犯罪事件に発展したケースでは、警察は被害者の相談に真剣に耳を傾けてこなかったのが原因ではないかと思うのです。

警察官も人間ですから、被害妄想のような相談が続くと、時にはへきえきするようなこともあるでしょう。
しかしそれでも、相談に来られる市民に対して、真剣に耳を傾けて、よーく話を聞いてあげてほしいと思います。
そうすれば、単なる被害妄想なのか、あるいは本当に危険が発生する可能性があるかの区別がつくはずだと思います。
それによって、今回と同じような事件が今後、減らしていけると思います。
私は、そのことを強く警察に訴えたいと思います。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP