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本日は、議会改革推進特別委員会主催によるオープン委員会で、地方議会総合研究所代表の廣瀬和彦氏による講演「議会基本条例を取り巻く現状と課題および今後の展望について」を拝聴いたしました。
私が議員となった最初の年の7年余り前の平成23年、議会改革推進特別委員会に所属しておりました。
その当時、わが会派の顧問だった高橋勝頼さんが委員長であり、私もそのもとで議会改革についてさまざま勉強したことが強く記憶に残っていたこともあり、また、講師の廣瀬和彦氏の著書である「地方議員ハンドブック」を購入して読んだこともあったので、今回の講演は非常に興味深く拝聴しました。

内容としてはまず最初に、北海道の栗山町議会がわが国の地方議会で初めて議会基本条例を制定した平成18年以来、各地の地方議会では議会基本条例を制定する動きが広がりましたが、しかし、議会基本条例を制定することが目的化してしまって、本来の目的である「議会改革」がなおざりにされているきらいがあることを指摘。さいたま市議会も平成21年に議会基本条例を制定しましたが、その後、議会改革の歩みがどうなったかが問われている、ということになります。
そして、議会改革の主要な柱として、議員会討議の実施や市民に対する議会報告(あるいは意見交換会)の実施などについて、それぞれの意義と課題や改善点について、詳細に述べられておりました。

それぞれの内容については、もっともな意見であり、私も7年前に同委員会でおこなった会津若松市などの視察を思い出しながら、さいたま市議会でそれらを実施することの可否などを考えさせられました。
ただ私自身は、議会改革のために議会基本条例の制定が必ずしも必要であるとは思っておりません。
こういうと議会改革に対して消極的なのかと誤解を受ける恐れがありますが、議会改革そのものは常に必要だと思っております。

かつて「政治改革」という言葉が国政の場で盛んに言われたことがありましたが、しかし、今はほとんど聞かれません。
では、政治改革はもう必要がないか、というと決してそんなことはないと思います。
私は、政治改革とは所詮は政治家改革が根本であると思っております。
それと同様に、議会改革ということも、議員自身の絶えざる改革がなければならない、と思っています。

ですから、制度として議会基本条例を作ることや、議員間討議とか議会報告などをおこなうことは、議会の活性化や市民への説明責任を果たすうえで必要条件ではあると思いますが、十分条件ではありません。
そういう制度を作っても、肝心要の議員ひとりひとりが、議会の活性化や市民への説明責任を果たす意思と行動が伴っていなければ、形だけに終わってしまって、市民から議会に対する信頼回復にはなりえないと思うからです。
逆説的にいえば、ひとりひとりの議員が市民の負託にこたえる存在であるならば、議会が市民からの信頼を失うことはありえない、といえます。

ですから、議会改革は議員ひとりひとりがそういう責任を自覚しながら、絶えず市民からの負託にこたえるための行動を貫いていくことに尽きる、と思います。
その意味で、私自身もそういう議員として、市民の厳しい批判の目にさらされながら、それに耐えうる行動を自分に課して日々を送ってまいりたいと思っております。

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